女性で腰痛の中でも右側の痛みに悩まされている方へ原因や対処方をわかりやすくご紹介していきます。
腰痛に悩んでいる方は老若男女問わず非常に多いです。
また、腰痛の原因となるものはさまざまなメカニズムが存在します。
今回はその中でも女性の腰痛で右側の痛みを重点的にご紹介するので、原因や対処法を知りたい方は参考にしてみてくださいね!
Contents
『女性の腰痛右側』の原因は?

誰もが経験した事がある『女性の腰痛』は鋭い痛みから、刺さるような激しい痛みまで、痛みの種類もさまざまです。
1~2か月経つと消えてしまうものが多く、放っておいてしまいがちですが、原因がわからないうちは対処していないので、今後更にひどい腰痛に悩んでしまう可能性もありますよね。
そして、女性が起こりやすい右側の腰痛には以下のような原因である可能性もありますので、見極めるのはなかなか難しいので最終的には医師の判断となりますが、参考程度にご覧ください。
子宮筋腫(しきゅうきんしゅ)
右側の腰痛でまず疑うのは子宮筋腫です。
子宮筋層内の平滑(へいかつ)筋成分から発生します。
これは女性ホルモンのエストロゲンに依存性に発育する良性腫瘍です。
腫瘍の大きさは大きいものから小さいものまで、さまざまで良性腫瘍ではあるものの、腰痛が同時に起きる事もあり日常生活に支障をきたす事もあります。
婦人科腫瘍のなかでもっとも頻度が高く、その発生頻度は、30歳以上の女性で20~30%と推測されていますが、非常に小さな筋腫も含めると、過半数の女性にあると考えられます。
子宮内膜症(しきゅうないまくしょう)
いわゆる月経痛です。
子宮内膜症には女性ホルモンが深くかかわっていて、月経のたびに病気が進行していきます。
自覚症状で最も頻度の高いものが、月経痛です。
これは月経の回数を重ねるごとに痛みが強くなっていくのが特徴で、月経のたびに寝込んでしまう人も少なくありません。
病気の進行に伴い腰痛や下腹痛、性交痛、排便痛などの訴えも多く見られます。
以前に比べて月経がつらくなってきたと感じたり、お母さんや姉妹が子宮内膜症を患ったことがあれば、疑うべきです。
ですので、そのような方はなるべく早く婦人科を受診したほうが良いでしょう。
早期発見は、病気の進行を抑えたり、症状を軽減することに効果的です。
卵巣嚢腫(らんそうのうしゅ)
卵巣のう腫とは、卵巣内に液体や脂肪がたまってしまう状態です。
この腫瘍は、肥大するとこぶし大やそれ以上になることも少なくありません。
また、、こうしたのう腫が形成されるのか、原因はまだよくわかっていません。
これらは9割が良性であるといわれています。
初期の段階では、自覚症状はほとんどありませんが、進行し、のう腫が肥大してくると外側から触れて気づいたり、腹痛や腰痛、頻尿や便秘などが生じます。
のう腫が大きくなると、卵巣の根元が回転してねじれてしまい、危険な「茎捻転」を起こすことがあり、その時には激痛が伴ってしまうんですね。
いつ痛むかで原因が違う

痛みの原因がわからなくて困りやすいのが腰痛ですよね。
姿勢を変えると痛かったり、腰痛が起きている時には尿が濁ったり。
それらに対してある程度の判断ができれば、医師選びもし易くなりますよね。
腰痛以外の痛み・症状はある?
腰痛以外にもこのような症状は無いでしょうか、
- 顔や足など体に”むくみ”が出る
- 高熱が出る
このように腰痛ヨセットでサインが出ている場合もあるんですね。
女性の場合、生理痛と腰痛が同じタイミングで起こる事もあります。
- 不正出血
- 生理不順
- 卵管炎
- 子宮内膜症
このような原因の場合も腰痛と共に症状が現れるんですね。
安全な腰痛の対処法

上記で解説した女性特有の病気でしたら医師に相談する事が最優先ではありますが、日常での腰痛を軽減できる対処法は以外と単純な事なんですよね。
病気以外も含めて、腰の痛みが3か月続く場合『慢性腰痛』と言います。
腰痛の原因は様々ですが、ストレスや不安を感じると脳からの物質が原因で痛みに変わる事もあるんですね。
それらを更に細かくご紹介していきます。
適度な運動
なわとびやランニングなどの激しい運動ではなく、ウォーキングやプールで歩いてみたりと軽めの有酸素運動を毎日行うと、脳の血流が増え痛みを抑える物質が増えますので、腰痛の予防にもなるんですね。
運動不足自体が腰痛に影響する事もあるので、運動不足と感じている方は適度な運動を心がけてみる事をオススメします。
通常通りの生活をする
普段と変わらず仕事をする事も重要です。
なぜなら腰痛になった方の間違いとして、腰を使わないようになってしまうこと。
それは更に悪化を招く結果になってしまうんですよね。
できる範囲で良いのでなるべく生活は普段通りに続けてみてくださいね!
ストレスは大敵なので対策する
ストレスは全てのもとになっているといっても過言ではないぐらい体に影響を及ぼします。
もちろん腰痛への影響もしかりです。
ですので、自分が楽しいと感じる事を行い、ストレス軽減を図ってみましょう。
すると、脳の血流がよくなって痛みを抑える物質が増えますので、結果的に痛みを抑える事に繋がるんですね。
- 音楽を聴く
- 好きな食べ物を無理なく食べる
- ドライブ
- 景色をみにいく
- アロマオイルなどでリラックス
自分が落ち着くことならなんでも良いのでリラックスできる状態を作ってみて下さいね!
腰痛右側の原因女性の場合のまとめ

今回は腰痛右側に悩まされている女性への原因と対処法についてまとめていきました。
腰痛の原因はさまざまで、筋肉やストレスからくる痛み、内臓からのサインだったりもするんですよね!
姿勢が悪いときに痛みがあるなら整形外科を選んだり、他にも熱が出たりすれば腰痛なのに内科を受診する必要もあるので、わからない場合は専門の医師に相談してみましょう。
そして、普段からストレスを抱えないように、また適度な運動は心がけるようにしてみてくださいね!
本ページの情報は2018年2月時点のものです。最新の配信状況は U-NEXTサイトにてご確認ください。
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