YouTubeの接続障害・エラーでアクセスができない・見れない原因や、PCとスマホの対処法をわかりやすくご紹介します。
いつも見ているYouTubeがいきなりアクセスできなくなった場合以下のように。
- PC:『500 Internal Server Error』
- スマホ:『エラーが発生しました』
- その他:『問題が発生しました。〇〇をやり直してください』
などのようなエラーが表示されるとなんでだろうと考えてしまいます。
2018年10月17日にも世界規模で起こった接続障害は、大きな話題になりました。
このような突如発生するエラーですが、基本的にはYouTubeの一時的な問題と、PCやスマホに原因がある場合の2つに分かれるので、その2つを詳しくご紹介します。
PC・スマホからYouTubeの接続障害・エラーで見れない場合の対処法を知りたい方は参考にしてくださいね!
Contents
YouTube接続障害でPC・スマホもアクセスできない?

月間視聴者数15億人以上のメガサイトでも、なんらかの理由でYouTubeのサーバーに問題が発生し、サーバーダウンを起こしてしまえば、全世界もしくは一部地域に渡りYouTubeへのアクセスができなくなってしまいます。
これは、YouTube公式サイトはもちろんですが、ブログやホームページなどにYouTubeの動画を埋め込んでいる場合でも、同じように視聴する事ができません。
2018年10月17日に起きた世界中で視聴できなくなったサーバーダウンは、アクセスしても画面が真っ白になっていたり、管理画面は表示されているだけと、ブラウザによっても表示が違っていましたが、見えない事には始まりませんからね。
では、サーバーダウンが起きた時にYouTubeの対応はどのようになっているのでしょうか。
対応はどうなってる?
これまでにもサーバー復旧や音楽著作権などの対応において、迅速かつユーザーが使いずらくなるような方法を取らない対応をしてきました。
10月17日に発生した接続障害では、10時頃に発生したエラーを12時には復旧させたので、2時間ほどで復旧対応できるテクニカルチームは非常に優秀と言えるでしょう。
そもそも、そこまでトラブル自体が起きないので、たまに起きるからこそ大きな話題になるのかもしれません。
因みに上の猿の画像はサーバーエラーの際に表示されたので、復旧のテクニカルチームを猿に例えるウィットと、可愛い猿のイラスト、そして実にユニークな説明が使われているので紹介させて頂きます。
いかがでしょうか。
対応するテクニカルチームが裏で大急ぎで対応している中、視聴できないユーザーへの対応もユニークさを交えて非常に面白いですよね!
ユーザー数10億人以上のユーザーを安心させるYouTubeのチームには感心させられます。
YouTubeユーザーの声は?
実際にYouTubeが見れなくなった時に、ユーザーはどのような反応だったのでしょうか。
生の声をご紹介します。
いかがでしょうか。
まず始めに自分が見れない場合は、自分が使っているPCやスマホに問題があるのか疑ってしまいますよね。
その場合の対処方法も下記でご紹介しますが、サーバー問題だった事がわかると、あとは待つだけになってしまいます。
しかしYouTube側のユニークで迅速な対応は『流石』と感じている方も多く、これを機にユーザー離れが起きるような問題にはなっていないようです。
世界ではどう?
では、日本以外で見れなくなってしまった方はどのような意見をお持ちだったのでしょうか。
TwitterでもYouTubenoのサーバーが落ちた瞬間に『youtube server down』と呟いている方が1秒間に何人もいたほど、世界中で話題になり、それだけユーザーが多い事が改めてわかります。
YouTubeがアクセスできない・エラーで見れない原因は?

これまでご紹介したYouTubeが見れない理由がサーバーダウンによるものでしたが、次にご紹介するのは『PCやスマホなどデバイスが原因』の場合です。
サーバーダウンと違い、デバイスに問題がある場合は1つずつ原因を確かめる方法が、効率良く復旧できるのでオススメになります。
基本的な原因は以下の通り。
- インターネットに接続されていない
- HTML5形式が再生出来ない状態になっている
- ブラウザの古いキャッシュ
- Javascriptを有効にする
- ブラウザやアプリ古いバージョンになっている
意外に見落としがちなインターネットに接続されていない場合や、デバイス,ブラウザに問題を抱えているなど、初心者の方にはわかりずらいかもしれませんが、サーバーの問題ではない場合、このようにいくつかの原因を調べる事で、解決する事が出来るので、そのやり方は下記の『対処法』で詳しく解説しますね!
サーバーが原因とその他の見分け方
対処法を解説する前に、YouTube側のサーバーに問題があるのか見分けるポイントを解説します。
もしも、YouTubeのサーバー側が問題でしたら、ユーザーは復旧するまで待機すれば良いので、下手に再インストールなどする手間が省けるんですね。
見分け方①(YouTube側の問題)
まず、YouTubeを開いたときに、『500 Internal Server Error』と表示される場合はYouTube側のサーバーに問題があります。
この場合は特にユーザーは何もせず、YouTube側の復旧作業が完了するのを待ちましょう。
見分け方②(ルーターやLANケーブル)
YouTubeに限らずネットに接続しようとすると『DNSサーバーに問題がある可能性があります』と表示される場合は、LANケーブルやルーターで問題が発生している事がほとんどです。
まずは、電源やコードの位置を確認してください。
無線LANを使っている場合も、ルーターの無線LANの設定がOFFになってしまっている事も案外多いです。
見分け方③(それ以外の問題)
インターネットに接続が出来ていて、YouTubeに特定のエラーが出ていない場合は、デバイスやブラウザに問題が発生している場合がありますので、後ほどご紹介する対処法を実行してみてください。
また、パソコンとスマホの2つのパターンでご紹介するので、今エラーが出ているデバイスに合わせて参考にしてくださいね!
YouTubeがアクセスできない・エラーで見れない対処法は?

上記の見分け方③で説明した、YouTubeのサーバー問題では無く、インターネットにも繋がるのに動画が視聴できない場合の対処法です。
この場合は以下の4つを確認し、対処する事で直る場合がほとんどです。
- HTML5形式が再生出来ない状態になっている
- ブラウザの古いキャッシュ
- Javascriptを有効にする
- ブラウザやアプリ古いバージョンになっている
そして、PCやスマホによって操作方法が変わるので、そちらを1つずつ解説しますので、お使いの対処法を参考にしてくださいね!
対処法① HTML5形式が再生出来ない状態になっている

YouTubeの動画再生には、当初”Flash Player”が使われていましたが、2015年1月には完全に『HTML5形式のプレイヤー』に移行したんですね。
これはFlash Playerと違い、再生速度を変更できたりとメリットがあるのですが、このHTML5は使っているブラウザによって対応の有無が分かれます。
そして、上記の画像のように、『お使いのブラウザは、使用可能な動画フォーマットを認識できません』とエラーが出ている場合は、この問題が当てはまるんですね。
PCでHTML5形式の再生をできるようにするやり方・方法
PCで使っているブラウザを更新もしくは変更する必要があります。
HTML5形式の再生に対応しているWebブラウザは以下の通りです。
- Internet Explorer(バージョン9以後)
- Microsoft Edge
- Firefox
- Google Chrome
- Opera
- Apple Safari
この中のブラウザ以外を利用している方は、上記のブラウザに変更するようにして下さい。
また、上記のブラウザでも表示できない場合は、ブラウザの『拡張機能』が原因になってる場合があります。
YouTubeは”Google Chrome”というブラウザを推奨しているので、そちらの拡張機能で解説いたします。
ブラウザの拡張機能を無効にするやり方・方法
まずは、お使いの『Google Chrome』を起動してください。

右上の点が縦に3つ並んでいる部分を開き、『その他のツール』から『拡張機能』を開く事ができます。

すると上の画像のように、お使いのGoogle Chromeに入っている拡張機能(プラグイン)が表示されますので、一旦全てオフにしてみましょう。
画像では、上のプラグインの状態が”OFF”にした状態です。
また、この方法で再生する事が可能になった場合は、OFFにした拡張機能を1つずつオンに戻し、更に原因となっている拡張機能を突き止めれば、必要な拡張機能を損なわずに済みますね!
これで、拡張機能を無効にする対処方法は完了になります。
スマホでHTML5形式の再生をできるようにするやり方・方法
スマホの場合は、かなり初期のスマホで無い限り、標準のブラウザや、それ以外の使用できるブラウザは『HTML5形式』に対応しています。
また、拡張機能の問題である可能性はほぼゼロなので、他の原因を探ってみましょう。
また、スマホではなくガラケーの場合、YouTubeへの対応が終了してしまったようなので、その場合はスマホに変更する事をオススメします。
対処法② ブラウザの古いキャッシュが原因でエラーを起こしている
『キャッシュ』とは、インターネットを使っている時に、一度見たホームページのデータをパソコンやスマホに一時的に保存して、より快適に表示できるようにする機能です。
このキャッシュは非常に便利な機能なのですが、何らかの形で一時的に保存されているファイルがインターネットの調子を悪くする場合があり、YouTubeが再生できない原因である可能性もあります。
また、キャッシュを削除してもデバイスに全く問題は無く、むしろ古いデータを削除する事で表示が最新になる場合も多いんですね。
PCでキャッシュを削除するやり方・方法
それではGoogle Chromeのキャッシュを完全に削除する方法をご紹介します。
まずは、お使いの『Google Chrome』を起動してください。

右上の点が縦に3つ並んでいる部分を開き、『その他のツール』から『閲覧履歴を消去』を開きます。

すると上記の画像のように、なりますので、まずは期間を『全期間』に変更します。
最後に『データを消去』を選択し、全期間のキャッシュを全て消去する作業が終了です。
スマホでキャッシュを削除するやり方・方法
スマホはAndroidとiPhoneの場合でキャッシュの削除方法が異なりますので、一つずつ解説していきます。
まずは、Androidのキャッシュを削除するやり方・方法。
Google Chromeを起動したら右上にある点が縦に3つ並んでいるメニューを開きます。
次に、『設定』を選択し、詳細設定にある『プライバシー』を選択。
プライバシーページの1番下に『閲覧履歴データを消去する』とあるので、そちらを選び管理画面を開きます。
詳細設定タブを表示させ、『キャッシュされた画像とファイル』を選択し、最後に『データ消去』をタップで完了です。
次に、iPhoneのキャッシュを削除するやり方・方法。
まず、iPhoneの『ホーム画面』にします。
次に、『設定』を開き、下にスクロールして『safari』を選択してください。
画面の中段に『キャッシュを消去』があるので、それを選択し、確認画面で『OK』を選択すれば完了となります。
対処法③ Javascriptを有効にする
Javascriptはサイトの外観やデザイン、動画など様々なウェブサービスに使われており、サービスの相互間のやりとりを円滑にするためには無くてはならない存在です。
もちろん、このJavascriptが無効になっているとYouTubeが再生出来ないのですが、なんらかの形で無効になってしまっている事があるので、それを有効にすれば解決するケースがあります。
PCでJavascriptを有効にするやり方・方法
まずは、Google Chromeを起動します。

次に、Google Chromeのアドレスバーに『chrome://settings/content』と入力してください。

上の画像では、Javascriptが有効になっていますが、無効になっている場合は、こちらを選択し、『すべてのサイトで JavaScript の実行を許可する(推奨)』選択します。
最後に『完了』を選択し、設定の反映には『再起動』が必要なので、Google Chromeを一旦閉じてから、もう一度起動しましょう。
これで、Javascriptを有効にする作業は終了となります。
スマホでJavascriptを有効にするやり方・方法
こちらも、AndroidとiPhoneでやり方が異なりますので、一つずつ解説していきます。
まずは、AndroidでJavascriptを有効にする方法です。
ブラウザを起動したら『メニュー』を選択し、メニュー内にある『設定』を選択してください。
次に、『高度な設定』があるので選択してから、その中にある『Javascriptを有効』にチェックを入れて完了となります。
iPhoneのJavascriptを有効にする方法。
まず、iPhoneの『ホーム画面』にします。
次に、『設定』を開き、下にスクロールして『safari』を選択してください。
そして『詳細』を選択し、『Javascript』の項目をONにして完了となります。
対処法④ ブラウザやアプリが古いバージョンになっている
ブラウザやアプリが古いバージョンでも、YouTubeを視聴するできますが、最新機能を使用する場合に問題が発生する可能性もあり、古すぎるバージョンでは動画が再生できない原因になっている場合もあるので、最新のバージョンにアップデートしてみましょう。
ブラウザの更新をするやり方・方法
基本的にGoogle Chromeはバックグラウンド(閉じてる間に更新)で自動更新されますが、なんらかの理由で更新が行われていない場合があるので、確認してから必要なら手動でアップデートを行いましょう。
まずはGoogle Chromeを起動します。

右上の点が縦に3つ並んでいるメニューを開き、『ヘルプ』を選択してから、『Google Chromeについて』を選択してください。

次に上の画像になりますが、この時に既に最新版の方は『Google Chromeは最新版です』と表示されるので、更新する必要はありません。
また、更新が必要な場合は、この画面になると自動で更新が始まるので、更新が終わったら『再起動』を選択してください。
これで、ブラウザの更新が完了になりました。
スマホのアプリを更新するやり方・方法
スマホの場合はYouTubeのアプリから開いている方も多いので、そちらのやり方と・方法をご紹介します。
Androidのアプリ更新のやり方です。
まず『Google playストア』のアプリを開きます。
次に、『メニュー』から『マイアプリ&ゲーム』を選択してください。
最新のバージョンがあるアプリには『更新』が表示されているので、YouTubeの更新を選択して完了となります。
次にiPhoneのアプリを更新するやり方です。
まずは『App Store』アプリを開きます。

次に下部にある『アップデート』を選択してください。

その中から、YouTubeを探し『アップデート』を選択するとアプリの最新バージョンがインストールされますので、それが終わったらアプリを更新する作業は完了となります。
YouTubeがアクセスできないまとめ

今回は、YouTubeにアクセスが出来ない原因と対処法についてご紹介していきました。
2018年10月17日に起きた世界規模のYouTubeエラーは、本当に珍しいケースでしたので、Twitterなどでもその話題が世界中からツイートされる事態でした。
また。動画が見れない原因は大きく分けると3つの原因です。
- YouTubeのサーバーがダウンしている
- お使いのブラウザの設定
- デバイスに問題がある(ネット接続など)
YouTubeに限らず、他の動画共有サイトでも、このような原因を1つずつ探ってみる事で、解決する方法が効率的で望ましいので、是非みなさんもエラーが起きた際はこちらを参考にしてみてくださいね!
もう1つ、案外パソコンやスマホを再起動することでリフレッシュされ、直るケースもあるので、YouTubeのサーバーダウンでは無い場合はまず試してみると良いでしょう。
本ページの情報は2018年2月時点のものです。最新の配信状況は U-NEXTサイトにてご確認ください。
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